事業の種をまく~創業・起業・新規事業は経営コンサルタントの泉仁史まで

 

2009-05-06 12:11:44
花の種をまく
ベランダで花を育て始めました。最初はチューリップの球根を植え、4月にきれいに咲きました。そのチューリップの球根を今日掘り返してみると、新しい球根ができていたので、来年のために泥を落とし、ネットに入れて干しています。また、今日、朝顔とスズメウリの種を植えました。夏には窓辺に涼やかな緑の日陰を作ってくれることでしょう。
ビジネスでも、種をまくことが大切、とよく言われます。種をまいたからといって、必ずしも芽が出る訳ではなく、たとえ芽が出ても花が咲かないこともあります。しかし、確実に言えることがひとつあります。「種をまかなければ、花は咲かない」ということです。
事業がうまくいっていない経営者には、以前の成功体験から抜け出せず、新しい種をまいてこなかった方がよくいらっしゃいます。事業は植物と違い、種をまいても花が咲くまで時間がかかるため、事業がうまくいかなくなってしまうと、種をまく余裕を失い、次第にジリ貧になってしまいます。
しかし、うまくいっていないときにこそ、経営者は歯を食いしばって、新しいチャレンジを模索すべきだと思います。小さなチャレンジで十分です。
「自分を変える」という意識が持てるかどうか。同じことを繰り返すだけで儲けられる時代は、この日本では、とおの昔に終わってしまっているのですから。
経営者の皆様。比較的手軽に楽しめる花を植えてみませんか!小学生の頃に学校で植えた朝顔なんか、なかなか風流ではないか、と思います。種を植えた瞬間から、いつ芽が出るか、いつ花が咲くか、と毎日、密やかな期待感に満たされることでしょう。
「この花はきっと咲く」という期待感、ワクワク感こそが、事業を行う醍醐味なのではないでしょうか?資金繰りにキュウキュウとしているときにこそ、自分で商売を始め、初めて種をまいて儲けたあの頃の感動を思い出してみてはいかがでしょうか!

 

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