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事業目標を定めることは本当に正しいのか? ~事業計画のイズミ経営コンサルティング

 

2009-05-06 17:46:16
目標を定めることは本当に正しいのか?
よくやるコンサルティングのパターンとして、「目標と現状とのギャップを把握し、ギャップを埋めるためにどうすべきか考えましょう」というものがあります。「目標」から逆算して、どのような行動をとるのか、考えていく手法です。つまり、「目標」は、自分達の行動に変化をもたらすものであり、そうでないものは、たとえ「目標」という言葉がついていたとしても、あまり意味のないものといえます。
このアプローチが有効に機能するには、変化を恐れず、目標をクリアーすることに情熱を傾けられる従業員と、それをバックアップする会社の体制(従業員への適切な権限委譲や、評価制度など)が前提となります。
逆にいうと、こういう前提条件が整っていないところに、「目標」だけを持ち込むと、逆に従業員のやる気がうせていく、ということになりかねないのです。
それでは、他にどのような手法があるのかというと、目標は設定せずに、「結果は後からついてくると信じて、コツコツやろうじゃないか!」ということで、目の前の取組みに集中するというやり方があります。実際に結果がついてくると、従業員にも自信がつき、成長が加速していくという好循環が生まれてきます。
世の中には、目標を持つ人と、そうでない人がいます。目標を達成するために努力し、素晴らしい人生を送る人がいる一方、大部分の人は目標など持たず、日々精一杯生きています。
ビジネスも同様、目標を設定する方がやる気のでる人はそうすればよく、そうでなければ、無理やり目標など作らなくてもいいのではないでしょうか?目標を定めず、誠実にコツコツ進むことで、逆に多様な未来が大きく広がっている可能性があるのではないでしょうか?世の中、何が起こるかわからないのだから!

 

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