儲ける前にやるべきことをやる

 

先日、担当していたインキュベーションオフィス入居者の成果発表会がありました。その送別会で「儲ける前にやるべきことをやっていきましょう!」という話をしました。ちょうど1年前の成果発表会の際には、「がんばって儲けていきましょう!」という話をしたことを思い出し、この1年で自分の意識が少し変わったことに改めて気づきました。
当たり前ではあるのだが、お客様にお役に立つことができて初めてその報酬が手元に入ってくる、つまり、先にやることをやらなければ儲からない、ということだ。創業や新しいことにチャレンジするとき、お客様の役に立つ商品・サービスがよくわかっていないので、まず役に立つことをしっかり考えなければならないのだ。とはいえ、採算も考えなければ事業が長続きしないので、知恵を絞る必要があるのだが、考える順番を間違ってはいけない。
面白い創業社長のいるとある中堅企業の社是が「先義後利」。「先利後義」ではダメなのだ。しかし「後利」をしっかりと得られるものでないと、商売にならない、ということも重要なのであるが・・・

 

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