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次の新たな打ち手、第二創業、事業・経営・企業再生計画~大阪市中央区、神戸市の経営コンサルティング

 

2010-05-17 22:56:09
最善手を求めて
仕事というものは、突然なくなってしまう。当たり前のことではあるが、仕事があるかないかは、自分の都合ではなく、お客様の都合なのだ。
いつ電話がかかってくるか、と電話をにらんでいても仕方ない。顧客のところに営業に行っても、お客様のメリットになるような提案なんかがあればいいが、お客様もこれまた「不景気で自分のところも仕事がない」というような事情の場合、これまたどうしようもない。しつこく営業をかけると逆に迷惑になるだけ、ということになる。ということで、営業もできず、待てど暮らせど電話もかかってこず、本当にやることがなくなってしまうのだ。
このようなケースはよくあるが、そもそも原因はなんなのか?禅問答みたいであるが、突き詰めると「顧客に買えない理由がある」ということに他ならない。顧客がその原因を解決できれば、仕事が戻ってくる。しかし、顧客自体がどうしようもなくなってしまっていると、永久に仕事がやってこなくなってしまう。
自分の顧客がどうにもこうにもダメ、ということになると、どのような打ち手があるのか?まずは、「新規顧客を開拓する」ということだ。しかし、自社の属する業界自体がもはやどうしようもなくなっていると、手の打ちようもない、ということになるかもしれない。そうなると、第二創業、つまり一から始めるのか、事業を整理するか、考えざるを得ない。新規顧客の開拓や、第二創業、と言っても、それなりに時間も金もかかり、しかもうまく行くかわからないのだが・・・
将棋でいい状態というのは、相手がどこから来ても、どのようにでも受けることができ、しかも手が伸びていくような状況、と羽生名人が書いていた(ような気がする)。局面局面で、様々な状況に対応できるオプションが多くあり、しかも次の手が伸びていく「最善手」が何なのか?いい局面を作るのは、結局、一手一手の最善手に他ならない。仕事がなくなってしまった、というのは、やはりどこかで最善手の模索を怠ったか、間違った、ということかも知れないのだ。

 

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