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新規事業、経営目標、数値計画、リスクマネージメント、大阪市中央区、神戸

 

2010-04-26 21:40:04
ご計画はテキトーに!
創業や新規事業を始める際に、緻密な「計画」作りから始める方がいるが、あまり感心しない。
既存事業の事業計画であれば、ある程度売上も見えているため、数値の精緻な積上げが可能であるし、使い方もフォロー用として詳細な数値があった方が分析のためにはよい。
しかし、海のものとも山のものともわからない、創業や新規事業を始める際に、机上で精緻な売上計画を作っても、自分の都合を反映した希望的観測にしかならず、まだ見ぬお客様の都合を考慮しない「絵に書いた餅」になってしまうのだ。
とはいえ、創業や新規事業のときに「計画」が不要かというと、そうでもなく、やはり何らかの「計画」は必要だ。
創業や新規事業の際の「計画」はどうあるべきか、というと、「テキトーな計画」ということになる。
「適当」を辞書で調べると「ある目的・要求などにふさわしい」ということであるが、一方で「いいかげん」という多少デタラメなニュアンスも含まれる。
不確定要素の強い創業・新規事業の際には、「緻密な計画」よりも、大枠・方向性・大怪我しないための約束事だけはある程度決めておき、実際に事業を前に進めながら都度修正できるような「テキトーな計画」の方がよい。
創業・新規事業の際には、「目標」「夢」「希望」はあっても、それに至る道筋には答えなど存在せず、それを作るのが事業の立ち上げそのものだからだ。
その「テキトー」が難しいところではあるのだが・・・。
まあ、「テキトー」にいこか!

 

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