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事業技術提携・合弁会社設立・パートナーシップ・技術経営戦略~大阪・神戸の製造業・メーカー経営コンサルティング

 

2010-02-02 23:29:48
アバターと釜ヶ崎労働者の共通点とは?
大ヒット3D映画「アバター」を観に行った。
3Dは大好きだ。初めて3Dを観たのは、20年前の横浜博覧会だった。○とか△とかの図形が3Dで飛び出し、すごく驚いた。
アバターの3Dは、ディズニーランドの、目の前まで飛び出して思わず手を出したくなるような3Dではなかったが、それでも立体的で奥行きのある、迫力に満ちた映像で、素晴らしかった。今後、映画は3Dが普通になっていくだろう。テレビももうすぐ3Dが発売されるらしい。技術の進歩というのはモノスゴイ。
一方で、技術進歩は、従来型産業を追い込んでいく。電気自動車はガソリン自動車のように複雑なエンジン構造は必要とはしない(と思う)ので、日本メーカーお得意のすり合わせ技術など必要としなくなるだろうし、自動車修理やガソリンスタンドなどの関連業界も、長期的には厳しい状況になるだろう。ネットブックの登場で、印刷業界、製紙業界はさらに大きなダメージを受けるだろう。周りを見渡すと、そんな業界ばかりだ。
それでは、どうやってサバイバルすればいいのか?印刷業者の中には、デザイン力などを活かして自ら情報発信していくような転身をしているところもある。環境に適応していける会社は強い。だが、みんながみんな強い訳ではない。弱い会社は死んでいくしかないのか?
先日、ある大学教授から、釜ヶ崎の労働者と、ネットカフェ難民の違いを伺った。釜ヶ崎に来れば、ボランティアや公的な支援などのネットワークでしぶとく生きていけるが、ネットカフェ難民はバラバラに孤立していて、サバイバルする道がないと。
アバターでは、最後に原始の森に住むナヴィ族が、森の動物達と力を合わせて戦い、近代的な武力で侵略してくる地球人を追い出す。
環境の変化についていけない企業は潰れるしかないのかもしれない。しかし、1社1社は弱くても、連携し、変化に対応できれば、サバイバルできる可能性は残される。厳しい時代だからこそ、みんなで力を合わせてがんばっていかなければならない。つくづくそう思う。

 

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