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世界で戦う契約交渉戦略・(英文)契約書作成・技術提携提案コンサルティング・技術の価格評価・研究開発型ベンチャーの商務経営支援(大阪・京都・神戸・関西・近畿)

 

2009-12-09 00:34:59
まあ、そんなもんだ!
先週、フジテレビでやっている「不毛地帯」を見ていて、印象に残ったシーンがあった。パーティーの最中に、主人公の壱岐(唐沢さん)が、副社長(岸田一徳さん)に、大勢の人の前で怒鳴りつけられた。この事件について、壱岐の妻が「大丈夫ですか?」とたずねた際、壱岐は「あんなことは、たいしたことではない」と言ったシーンだ。番組の最後の方で、壱岐は終戦の際、自決しようとしたが、上官に止められ、生き延びた回想シーンがあったが、自ら命を絶とうとした者にとっては、社内の派閥争いや、人前で怒鳴りつけられることなど、「たいしたことではない」ということだ。
ある会社に訪問した際の話。
従業員が困ったことがあったときに、その社長に相談に行くと、社長がいう口癖が「ノープロブレム」。その社長は、創業前、とある大手企業の営業トップとして、心が折れそうな苦しい営業をしてきたという。社長は従業員を大切にし、従業員は社長のことをすごく慕っている、いい会社だった。
自分を振り返ってみると、会社員の頃は、しんどいことが多かった。担当していた大型案件で、社内方針が二転三転し、話を進めていた海外の提携先に、入札公示のまさにその日に、断りのために謝りに行ったことがあった。先方もそれ相応の大企業であり、下っ端の私は幹部の随行者という立場であったが、営業主担当者としては針のむしろに座らされているような、嫌な打合せであった。しかし、こういう経験をしていると、ビジネス上で起こる対人的な嫌なことにおいても、「まあ、そんなもんだ」と思えるようになってくるし、条件が合わなければ契約書にサインしない限り、「No!」と平気でひっくり返してもいいことを学んだ。ビジネスとはそういうものだ。
つまり、きつくて嫌~なことは、できるだけたくさん経験しておいた方がいい、ということだ。

 

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