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コーチングの基本は待つこと~大阪の組織活性化はイズミ中小企業診断士事務所まで

 

2009-05-20 22:37:53
わたし待つわ!
私は「待つ」のが苦手だ。「関西人はセッカチだから・・・」、では済まない。仕事柄。
以前、コンサルティングをご指導頂いた先生に、「質問は1つずつ聞け!質問が悪いから、後から後から追加で言葉を継ぎ足さなければならなくなる!相手が考えている間に、追加でどんどん質問したらアカン!」とえらく怒られたことがあった。そりゃあそうだ。
「待つ」のは苦痛だ。
最近、小学生の息子が何かを伝えようと話し始めたら、イライラするのを我慢して、最後まで口を挟まずに聞くことで、「待つ」練習をしている。ときどき我慢できないこともあるけれど。
起業した人に、自分の仕掛けたことの結果を待てずに、すぐに新しい手を打ちたがる人がいる。例えばチラシ。1回撒いてみて、反応が悪ければすぐやめてしまい、違う販促方法に手を出してしまう。チラシだって、すぐに結果なんか出やしない。繰り返し撒いてみないと、効いているのかどうかわからないものだ。
「粘り」が身上の日本のマラソン選手。「粘り」の意味が、相手の出方に合わせる、単なる「成行まかせ」ということが多い。相手がスパートし、付いていけずにズルズル消えていく。「粘り」は本来、自分が先に仕掛けて、仕掛けた戦略を最後までやり切る、という積極的なものであるべきだ。積極的にリスクを取らず、勝てるかどうかも相手次第、という腰の引けた「成行まかせ、相手まかせの粘り」は、チャレンジでもなんでもない。今の自分を突き破り、新しい世界に突入するためには、リスクをとってチャレンジし、勝つまで粘りきることだ。勝つまで待つことだ。
そうはいっても。やはり「待つ」のは嫌いだ。

 

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