2009-04-22 00:36:13
スーパー経営者になるには！？
「人間らしくやりたいな。人間なんだからな」
サントリー宣伝部の黄金時代を作った作家、開高健の有名なコピーだ。
このブログで取り上げてきた本田宗一郎、リカルド・セムラーだけでなく、松下幸之助や、今週月曜日のカンブリア宮殿に出演していた加賀電子の塚本会長もそうだが、みんな「人間通」であり、「人間なんだから、人間らしくやろうじゃないか！」という経営をしている。
これら人間通のスーパー経営者に共通している点はどこか？
本田、松下、塚本の3名には学歴というほどのものはなく、早くに、いきなり社会に出ている。セムラーはサンパウロ国立法学院という大統領を多数輩出した大学卒ではあるが、21歳の若さで社長となり、従業員と共にさんざん試行錯誤した上で、自分の経営スタイルを少しずつ練り上げていく。
こうして考えてみると、これら経営者の共通点として次のようなことが挙げられる。
・余分な知識や偏見がない分、自分の目で素直に世界を見ることができた。
・早くから社会に出て、様々な人に揉まれた。
つまり、自分の目を信じ、社会で人に揉まれれば、人間通のスーパー経営者になれる、かもしれない。他に何が必要か、まではわからないのだが．．．
