本田宗一郎氏の凄さ~経営のご相談はイズミ行政書士・中小企業診断士事務所へ

 

2009-04-03 00:05:09
世界のホンダの凄さ
「サーバントリーダーシップ」という2800円で600ページ近くある分厚い本を200ページばかり読んだ...というか、どうでもいい記述が多いので、だいぶ読み飛ばしているのが実態ですが...
つくづく面倒くさくなってきたので、本棚をのぞくと、たまたま「本田宗一郎からの手紙」という本が目についたので、口直しに久しぶりに引っ張り出してみた。450円で200ページ弱のこの文庫本には、昭和20年代後半から40年代後半に、本田のオヤジが、社員に向けて書いた文章が納められている。
読み始めて、驚いた!
これまた2000円、470ページの「ビジョナリーカンパニー」と「サーバントリーダーシップ」で、小難しく書かれていた経営、リーダーシップ、さらにはマーケティングの本質が、オヤジの言葉には、わかりやすく、実感を伴った説得力を持って凝縮されているのだ!つまり、小学校卒の叩上げのオヤジは、超一流大学教授で世界的なコンサルタント達が膨大な調査と労力で書き上げた、もったいぶった本なんかよりも、もっと生き生きとしたリアリティーをもって、経営、人間、人生の本質を、ズバリと教えてくれるのだ。しかも、真心と優しさをタップリ込めて!
「失敗するのがこわいんだったら、仕事をしないのがいちばんだ」
「幸福なんて、棚からボタ餅みたいに、容易に手にはいるものではない。自分のこの手で、この頭脳で、この身体でかちとったものが、自分の幸福なんだ」
「個性の入らぬ技術は価値のとぼしいものです」
「世の中に完全な人間など、いるものではない。...「人間の和」がなければ、企業という集団の発展はおろか、維持さえもできない...」
ナドナド
俺もコンサルの端くれとして反省したね、ホント。失敗するのを恐れて、「個性の入らぬ」モノマネコンサルティングしかしてなかったんじゃなかろうか、ってね。表紙のオヤジの笑顔が「お前も必死にがんばってみろ!」と励ましてくれているような気がした。

 

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