中小企業診断士・行政書士・貿易アドバイザー・認定支援機関
中小企業診断士・行政書士・貿易アドバイザー・認定支援機関

ブログ

BLOG

経営の特効薬~会社設立・電子定款・知的経営資産報告書

 

2009-11-10 22:53:39
メンドクサイの効用
世田谷ベースを見ていると、所さんが「面倒くさいことが本当は楽しいんだ」とよく言っている。そして、居心地のいい空間を作るために、世田谷ベースを自ら掃除すると。
そういえば、少し前に日経新聞でサッカーの中村俊輔選手が「子育ては面倒くさがらずにやることですね」と言い、自ら子供の送り迎えをしていると書いてあった。
この「面倒くさいこと」を自らやるのか、それとも金を出すなり、命令するなりして人にやらせるのか。プライベートでも、経営でも、このへん、結構重要なことが含まれているような気がする。
経営相談で一番困るのが、特効薬を求められることだ。自分の知らない簡単な儲け話やうまい話がどこかに存在している、と勘違いしているのだろう。まあ、面倒なことを避けて、うまいことを最短で求める人たちを喰い物にしている輩もたくさんいるので、そういう人に相談してもらいたい。すごくおいしい話を教えてくれるだろう。最近の新聞を見ていると、結構命がけではあるが。
大体、経営というものは、ものすごく面倒くさいものだと思う。先日、会社の決算・税務申告をしたのだが、税理士からアドバイスを得ながら、とりあえず全部自分で決算書類・税務申告書類を作成してみた。HP作成も、会社設立登記のときも、全部自分で調べたりして、やった。まあ、ゼニがない、ということが一番の理由だが、一度自分でやってみると、色々とわかるものだ。自分でやってみてから外注を使うと、細かなところまで神経が届く。今の自分のHPなど、見るパソコンの設定次第で、画面がガタガタにずれていることもあり、やはり次はプロに頼もうと思っているし、税務申告も法人の場合は細かな点が難しく、これも次回からは税理士にお願いせざるを得ないか、と思っているが、一度やっておくと、ある程度ポイントが見えてくるので、なんでもおまかせにしなくても済む。
「面倒くさいことが楽しいか?」と聞かれると、どうだろうか?自分で手を動かすと、自分のビジネスを、ひとつひとつ積み上げて作っていくような実感はある。この実感が、何年か後には、楽しい思い出になっているのだろうか?そうなっていてもらいたいと思う。
先日実際にあった、小1の息子と私との会話
息子:「メンドクサイ!」
私:「メンドクサイ、という言葉は使うな!」
息子:「それじゃあ、メンド、っていう!」
私:「・・・・・」
そういう意味じゃあないんだが・・・。「面倒くさい」と言うことすらメンドクサイ、ということか!?中村俊輔選手の子供もこんな感じなのだろうか?

 

お問い合わせについて

お問い合わせは、下記ボタンからお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

Udemy オンライン講座

すぐ使える計画書フォーマット付き!
海外進出計画・事業計画の立て方
※直接購入は割引価格で販売しております。
事業計画を実現する
戦略的契約書の作成・交渉ノウハウ
※直接購入は割引価格で販売しております。