情報発信で自分を知ってもらうことは販売促進・マーケティングの基本!

久しぶりに丸山健二氏の小説でもアマゾンで探してみようか、とネットで検索したところ、あの孤高の作家 丸山氏がなんと4月からツイッターとブログを開始しているではないか!なんだかうれしくなった。

丸山氏の本は、ハードカバーの書き下ろししか発売されず、しかもすぐに本棚から姿を消し、絶版になってしまう。私は、「夏の流れ」「惑星の泉」「朝日の当たる家」などの初期の作品が好きだ。とはいえ、古い作品のほとんどはどこにも売ってはいないため、図書館ででも借りるほかないのだが・・・

それはそうと、70歳も近くなった、スキンヘッドで強面(コワモテ)のガンコな作家が、なぜ今になって、ツイッターとブログを始めたのだろうか?理由は、テレビ出演した際に、ディレクターから「はじめて読んだが面白かった」と言われ驚いたから、というものだった。なぜ驚いたかというと、自分の小説は、読んだ人はすぐに嫌いになって読まなくなるだろう、と思っていたからだ。そして、丸山氏は、「もっと自分の小説を知ってもらう努力が必要だ」と思い、ツイッターとブログを始めた。そして、初めてのブログには、庭造りでも有名なご自分で丹精したものか、美しい真紅のバラの写真が添えてあった。

情報発信したからといって、それで売上が上がるか、というと、実はそんな簡単なものではない。当たり前だが、商品や価格に魅力がなければ、いくら宣伝広告に金を使っても、売れやしないのだ。しかし、それでも、事業者であるならば、情報を発信し、自分の商品・サービスを知ってもらう努力をつづけなければならない。そもそも、自分の提供するものを世に広めることこそが、事業であり、社会的な価値だからだ。そして、知ってもらわなければ、買ってもらえず、広がらないからだ。

あの丸山氏もやってんだから、俺もやらんとな!

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