2009-05-31 22:38:16
あたなは読者のいないブログに時間を割くことができますか?
「ブログを始めようと思うけど時間がない」と、ある経営者が言った。「最近、バタバタといろんな仕事が舞い込んでくるため、やろうと思ってはいるが、手が出ない」というのだ。
気持ちは痛いほどよくわかる。、ブログを続けるのは、想像以上に大変だ。週2本と決めて書いているが、1週間はすぐに経ってしまい、「また今週2本か。急な仕事もあって、今週はサボりたいなあ」と今も口実を考えながら書き続けている。いつの間にか、血ヘドでハンカチが真っ赤だ・・・
コンサルティングを行動に結びつけることが極めて困難な理由はココにある。行動するとは、「今までとは違う時間の使い方をする」ということに他ならない。今までと違うコトに時間を費やすためには、今まで時間を割いていたコトに時間が割けなくなる、ということに他ならない。開発好きの技術者が営業に行かないのもそうだ。モノをいじっているのが好きなのだから。
「好きなことを仕事にする」ということは、「好きなことだけやっていればよい」ということでは決してない。好きなこと、得意なことは「強み」ではあるが、それだけやってて収益が上がるほど、世の中甘くはない。「嫌なことでも仕事としてきちんとする」という当たり前の認識が、プロとアマチュアの違いだ。アマチュアの「アマ」は甘チャンの「甘」だ。嫌なことからすぐ逃げる!
読者のいないブログをこうして書き続けるのは、嫌なことでも仕事としてきちんとしようとはしているが、まだまだプロの仕事になっていないような気がする。何か変える必要があるのだろう。メンドクサー・・・