海外展開には順序があります。
設備投資を伴う海外への生産拠点展開は、生産体制を構築し、品質・コスト・納期を確保できるよう生産管理体制を整えなければなりません。販売拠点の場合も、現地で売れる商品開発や販売ルートの構築が必要です。さらに、現地での事業運営を行う人材も必要となります。
つまり、大きな投資を伴う海外への拠点展開を行うには、それに必要な経営資源(人・物・金・情報)を蓄積・準備していることが条件となります。そのためには、海外進出の第一歩として、輸出や製造委託といった自ら海外への拠点展開をしないリスクの小さな方法を採用し、海外ビジネスに関するノウハウを習得することからはじめます。いつか海外進出することを想定し、外国人と働くことに慣れておくために、外国人研修生を受け入れることからはじめる企業もあります。
まずは自社がどのレベルにあり、どこからスタートするべきかをしっかりと見極めることが重要です。
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