月別アーカイブ: 1月 2012

目に見えない大切なもの~イズミ経営コンサルティング

お正月休みを利用して村上春樹氏の「1Q84」を読んだ。村上春樹氏の小説は、読みやすく、物語として面白いので、好きな作家の一人だ。「1Q84」は、孤独な10歳の同級生の男女が、20年後、こことは違う、論理の通じない1Q84年の世界で、お互いを求め合い、最後に再会し1Q84年の世界から脱出する、という物語だ。村上氏のいつもの小説のテーマである「こことは違う別の世界」のお話であるが、今までの作品よりも読者の想像力にまかせる部分が大きく、それゆえに今まで以上に物語の解釈が人によって様々に異なるもののように感じた。まさにそれこそが、村上作品が、多くの人に支持される理由のひとつではあるのだが。この物語を読んで印象に残ったのが「多義」という言葉だ。新興宗教の教祖や、主人公の一人である天吾君の発言の中でときどき出てきた言葉であるが、この小説の中で最も心にひっかかった言葉だ。村上氏の物語が多くの解釈・意味を持つという意味でも、また物語の一つの出来事が様々な人に色々な形で波紋を広げるという意味でも、また「こことは違う別の世界」というテーマも、まさに「多義」は村上氏の小説のキーワードになるものだ。そこは「論理」ではなく、「運命」「強い思い」が大きな原動力となる。ひとつの出来事には、人がコントロールできる、狭い意味での「論理」だけではなく、神様にしかわからない大きな「論理」つまり「運命」といったものが作用している。それは、どのように広がっていくのか、人にはわからない。しかし、「運命」を引き寄せることはできるかもしれない。それには「強い思い」が必要だ。人生だけではなく、経営も同じではないだろうか!「経営の透明性」「見える化」といった言葉がよく使われるが、「目に見えないもの」「強い思い」こそが新しい世界への入口になるのではないだろうか!

カテゴリー: 経営 | コメントは受け付けていません。

1/31大阪産業創造館で起業準備セミナーを行います

1/31に大阪産業創造館主催の起業準備セミナー「いざ開業!個人と法人の違いと選ぶポイント」で講師をします。詳しくは以下のウェブサイトをご参照ください。http://www.sansokan.jp/events/eve_detail.san?H_A_NO=12693皆様のお越しをお待ちしております。        

カテゴリー: 起業・創業 | コメントは受け付けていません。

中小企業基盤整備機構・国際化支援アドバイザーになりました~英文契約書・海外進出事業計画・投資計画はイズミ行政書士・中小企業診断士事務所

このたび、国の独立行政法人である中小企業基盤整備機構の国際化支援アドバイザーに登録して頂けることとなりました。専門分野は、英文契約書の交渉・作成支援、海外進出の際の事業計画・投資計画の作成支援です。三菱重工業でのプラント輸出・技術提携・合弁会社設立交渉などのキャリアと、経営/法務コンサルタント(中小企業診断士・行政書士)としての技術を最大限発揮して、中小企業の海外進出のお役に立つべく、全力を尽くす所存です。

カテゴリー: 最新情報, 海外進出 | コメントは受け付けていません。

海外進出、国際化、外国企業との取引~英文契約書はイズミ行政書士・中小企業診断士事務所

企業の「海外進出」「国際化」といっても色々あります。海外に工場を作り海外生産を行う、外国企業と外国で合弁会社を作り事業を行う、外国企業にライセンスを与えたり受けたりする、etc.。この場合、「外国」「海外」という要素に目を奪われてしまい、「難しい・・・」となってしまいがちですが、「外国」「海外」という要素をまずは取り除いて新規事業として考えていくことからスタートしなければなりません。その際、「大→小」に向かって考えていきます。つまり、まずはその事業で本当に売上・利益が上がり、かつ事業が継続していくことができる、大きなシナリオをしっかり作りこむことが重要です。つまり、「事業計画」を定性的、定量的に、具体的かつリアルに作るということです。この際、「外国」「海外」という視点を考慮し、その部分を徐々に細かく検討し、計画に反映していきます。ここで問題となる核心は、「外国」「海外」よりも、実は、「全く知らない企業・個人」と新しい取引関係が発生することなのです。つまり、本気で事業を進めるのであれば、どこかの段階でリスクを取って、信頼関係が十分構築できていない相手と、事業を始めなければならない、ということです。「外国」「海外」という要素は、国内よりも不確定要素が多いため、さらに難しさのハードルを上げることにはなりますが、「知らない相手」と事業を始める際のプロセスは、国内と同じです。相手を知るために打合せや会食などの接点を増やし、さらに信用調査を行い、しっかりと契約交渉を行って、お互いの立場を細かなところまで明確にしていく。さらにリスクをコスト化するなどし、それでもしっかりと利益が出るシナリオを検討する。つまり、海外進出、国際化の難しさの本質とは、信頼関係の不十分な相手と共に、ゼロから儲かる事業を構築していく、という新規事業の難しさに他ならず、それに加えて、法制度・税務・文化・言葉など外国特有の様々な違いがリスクとして乗っかってくる、というものなのです。しかし、それでもやはり、今の日本の企業は海外に打って出ることを常に頭の中にイメージしておくべきではないでしょうか!?出たとこ勝負の無計画なチャレンジは論外ですが、「海外進出は難しくて無理」と思考をストップさせずに、常に思考を深め、来るべきチャンスに備え、策を練っておくべきなのです。そこにはまだ見ぬビジネスチャンスと巨大な市場があるのですから。

カテゴリー: 海外進出 | コメントは受け付けていません。