月別アーカイブ: 12月 2011

今年を振り返ってみて。そして来年へ~製造業の国際化支援はイズミ行政書士・中小企業診断士事務所

  2011.12.28 年賀状も送り、事務所の大掃除も昨日の夜10時までかかって終了し、今日で仕事納め。 今年は結構「仕事した」ような気がする。マーケティング戦略、財務、コーチング・リーダーシップ、事業承継のセミナーメニューを開発したし、税理士・宅建資格者と事業承継チームも作ったし、HPもリニューアルしたし、新しい仕事も積極的に受けたし、新しいお客様も増えたし・・・。 来年は、もう一度原点に戻って、中小の製造業を中心に国際化支援(海外展開の事業計画作成支援、英文契約書の交渉・作成支援)に力を入れようと思っています。国際化支援の仕事も、種をまいてきたのがここにきて芽が出てきたので、来年は集中的にやるつもりです。 中小の製造業が国際化を目指すには、経営者は、極めて厳しく、苦しい選択を迫られます。しかし、そこには、これからまだまだ発展していくアジアなど、成長する市場とビジネスチャンスが広がっています。しかも、この円高で、海外進出が本当にやりやすくなっています。とはいえ、当たり前ですが、簡単に儲けさせてもらえません。海外進出は、いちから事業を立ち上げるのとなんら変わらないのです。そういうしんどいところを、一緒に汗をかいてやっていこうと思います。 それではみなさま、今年もお世話になりました。ありがとうございました。よい年をお迎え下さい。  

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活きのよさがお客を呼ぶ~創業・起業支援はイズミ経営コンサルティング

ここ2年ほど継続的に経営相談に乗っている、看板・グッズ製造をしている人(ここではN氏としておきますが)から、「どういう訳か、ボクシング世界チャンピオンの公式グッズを作ることになった」と報告があった。そして、いま、世界チャンピオンの公式HPで、N氏手作りのその商品が販売されている。1年前の夏には、仕事がなくて山に草刈のバイトに行って真っ黒になっていたあのN氏が・・・と思うと、驚きよりも不思議な感じがする。発注側のジムが、何社かに声をかけてサンプルを作らせたところ、N氏がいくつかのオリジナルデザインのサンプルを持って、最も早くジムに行った。そして、そのまま採用になった。その話を聞いて、なんとなくN氏が採用されたことがわかるような気がした。N氏はあまり損得を考えず、ひとつひとつの仕事を一生懸命しており、その「気合」というか「活きのよさ」が相手に伝わったのだと思う。しかしそもそも、なんでN氏にお声がかかったのか??HP経由で声がかかったようであるが、N氏のHPの作りは我流の権化のような混沌としたものだ。やはりHPにもN氏の「活きのよさ」のようなものがにじみ出ているのかもしれない。本当に不思議だ。

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事業のタイミング~新規事業・海外進出はイズミ行政書士・中小企業診断士事務所

  航空機の製造は、極めて複雑、かつ高い安全性が要求されるため、様々な試行錯誤の結果、製造方法が一旦固まってしまうと、「フリーズ(工程凍結)」といって、一切変更されなくなってしまう。したがって、航空機事業に参入したい部品メーカーなどは、既存の機種については参入の余地はゼロ、ということだ。つまり、航空機事業に参入するには、新規機種開発のタイミングしかない、ということになる。 創業でも、新規事業の立上げでも、「タイミング」がある。事業を始め、軌道に乗せていくためには、自分だけの都合でどうなるものではない。「お客様」「協力者」「景気」など、周囲の都合を見極めないと、事業を始めたがすぐに立ち行かなくなる。そういう意味では、次の打ち手を準備しながら、「その時」が来るのを「待つ」ことが必要になる。 そして、「その時」は突然やってくる。「幸運の女神は前髪しかない」というコトワザどおり、チャンスは「その瞬間」につかまなければ、二度と戻ってこない。「その時」になって、どうしようか悩んでいたのでは間に合わない。だから、「その時」のために、常に技術、人脈、資金など、日頃からしっかりと準備しておかなければならないのだ。  

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プロは勝ちにこだわる~チーム作り・組織活性化はイズミ経営コンサルティング

  「神様、仏様」の稲尾氏がロッテ監督就任時、史上最年少で三冠王を取った落合選手と次のような会話があったという。 稲尾氏:「9回裏、同点、ノーアウト1塁で、4番のお前に打順が回ったら、どうする?」 落合氏:「当然、バントでしょ」 稲尾氏:「お前、4番だぞ」 落合氏:「1点取れば勝ちなんですから、バントです」 1958年の日本シリーズで、西鉄ライオンズの投手として7試合中6試合を投げぬき、チームのために自己犠牲をいとわなかった稲尾氏は、落合氏に「For the team」の姿勢を見た。 そして落合氏は、2007年日本シリーズでパーフェクト直前の山井選手を、リリーフの岩瀬選手に替え、日本一になった。自分の記録よりもチームの勝利。それを自分だけではなく、選手にも求め、強いチームを作った。チームの意識を変えるには、周囲の雑音に負けない、リーダーの強い信念が必要なのだ。  

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ビジネスの相場観と継続のシナリオ~製造業の海外取引・国際化支援はイズミ経営コンサルティング

  最近、製造業の海外取引の相談が増えている。相談を受けてみると、海外進出の入口で悩まれている企業が多い。例えば、海外からの問合せに対する提案(オファー)の中身がビジネスの相場観から外れていたり、英文契約書に必要以上に慎重になったりしていて、次のステップに進んでいかないのだ。 そういえば、私自身も会社員時代、法務部門からプラント輸出営業に異動したとき、膨大な英文契約書を何の説明もなく渡され、呆然としたものだ。幸いなことに、周囲に教えてくれる先輩方が居たため、怒られながら、実践で海外ビジネスのノウハウ・相場観を身に付けていった。 しかし、はじめて海外進出しようという企業には、海外ビジネスの相場観、ノウハウが全くないため、第一歩が踏み出せない。本当にいい技術を持っているようなベンチャー企業が、全く見当ハズレの提案を出し、相手側から見れば、実質「辞退見積」になってしまい、「こいつらやる気ないな」と誤解されていることも、多分たくさんあるに違いない。 実は、これは海外ビジネスに限定されない問題である。新しい挑戦をしようとするとき、ゼロからノウハウを蓄積し、そこで戦う武器を身に付けていかなければならないのだ。海外進出の場合、ビジネスの変数が多く複雑になり、問題が多岐に渡るため、問題が顕在化しやすいだけだ。 したがって、新しいチャレンジには先導者が必要だ。「そこはあまり気にする必要はない」「そこは重要だから、詳細まで詰める必要がある」という一言があるかないかで、事業のスピードが大きく変わる。先導者に教えてもらいながら、自らノウハウを蓄積し、いずれ独り立ちしていけばよいのだ。私も、海外へ果敢に打って出ようとする企業の先導者として、いいコンサルティングができるよう、研鑽していかなければならない。  

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マネーボール~海外進出・合弁契約・ライセンス契約はイズミ行政書士・中小企業診断士事務所

映画「マネーボール」を見に行った。大リーグの貧乏球団、アスレチックスのGM(ブラッド・プット)が、若いイェール大経済学部出身者のデータ分析を武器に、限られた予算で野球に勝つために、値段の安いピークを過ぎた選手やどこか欠けている選手を集め、ペナントレースを勝ち抜いていく、というお話しだ。会社員時代にアメリカ出張が多く、時間が空くとボールパークでビールを飲みながら大リーグを見に行ったりしたので、映画に出てくるオフィス、会議、ボールパークのシーンなど、なんだか懐かしかった。そういや、アメリカでの仕事はあんな調子だったなあ~ブラピが若いイェール大エリートに、選手にトレードを宣告することを命じるシーンで、ブラピはビビるエリートに「お前の仕事だ(Part of your job)」と言い放つ。エリートもブラピに教えられたように、ビビりながらも選手に冷徹にトレードを告げ、余計なことは一切言わない。選手もしばらく放心した後「わかった」とだけ言って、移籍先にさっさと移動する。大金が動くビッグビジネスの世界で、泥臭い人間模様がリアルに描かれており、ラストシーンでGMが選んだ道もちょっと切なくなる、なかなかいい映画であった。

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