カテゴリー別アーカイブ: 事業承継・相続・遺言・後継者教育

経営者と従業員の差~大阪・神戸の事業承継・雇用・従業員教育

  2010-04-16 18:27:13 経営者と会社員 先日、経営者向けセミナーへ参加を希望していた中小企業の管理職の方とお話しした際、経営者と会社員の視野の違いを感じた。私はいつもの調子で、財務状況、今後会社をどのようにしたいのか、などを聞いていったのだが、その方は自分の担当する部門については語れても、会社全体について、自分なりの見方や意見を明確に説明できなかった。恐らく決算書なんか見たこともなかったのではなかろうか。逆に、だからこそ、社長は、将来の幹部候補にセミナーに参加させたかったのだろう。しかし、今の段階で、経営者が自己研鑽のために参加し、経営者同士が交流を深めていく場には、あまりにも視野・思考のレベルの違いを感じざるを得なかった。会社を存続させ、従業員の雇用を守るために日々苦闘し、また借金の保証人として、事業が失敗すれば自分の財産を失いかねない中小企業のオーナー経営者や2代目経営者と、その従業員との間に横たわる溝の深さを改めて感じた。さらにいうと、中小企業の事業承継というものは、よほど入念に準備しない限り、オーナーから従業員へ事業を譲ることは困難であり、結局は自分の親族内で次の経営者を育てていくことが必要だということだ。  

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経営者の引退・後継者への事業継承・引き継ぎ

  2009-10-31 00:37:31 予期せぬハッピーエンド ~ノムさんの胴上げ 前回のブログを書いた後、野村楽天を応援したが、残念ながらノムさん最後のユニフォーム姿になってしまった。試合後、楽天だけではなく、相手チームの日本ハムまで入ってのノムさん胴上げとなった。胴上げされながら、ノムさんの脳裏にはきっと近鉄の監督だった西本さんがよぎったはずだ。 ノムさんの著書「負けに不思議の負けなし」の中で、次のような一節がある。 「蔦さんの後ろ姿を見ていて私はある人を思い出した。引退するとき相手チームの選手からも胴上げされた、あの西本さんである。この人も選手を育てるのがうまかった。そして、西本さんもどこまでも攻撃の手をゆるめない、チャレンジ精神に満ちた攻めの人である。」 (泉注:「蔦さん」とは元池田高校野球部監督) 私も2度胴上げされたことがある。1度目は中学卒業のとき、クラブの部長だったこともあり、クラブのみんなが胴上げしてくれた。2度目はサラリーマン時代に、製作所から本社に異動になる際の送別会で、自分より少しばかり若い同僚たちが路上で胴上げしてくれた。この2度目の胴上げは、人には言ったことはないが、少し自慢したい記憶だ。平社員の異動で胴上げされた人はそれほどいないのではなかろうか。 別れ際というのは、去り行く者にとっては、様々なひとの思いが痛切に理解できる瞬間でもある。ノムさんに一番初めに胴上げに駆け寄った日本ハムの稲葉さんは、ヤクルトでノムさんが見出し、育てた選手だ。一方的にクビにされたノムさんは、この胴上げでどれほど救われたことだろう。このハッピーエンドの形は、読みの深いノムさんでも、きっと予想できなかったに違いない。  

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事業承継計画・後継者育成・創業者の教え(大阪・神戸・京都・京阪神)

  2009-10-19 00:19:45 「好き」を引き継ぐには (事業承継) 今回は、久しぶりに、経営っぽい内容です。 最近、2代目・3代目経営者からの相談など、事業承継を考えることがよくあり、心の中にひとつの疑問があった。 創業者は、商品や商売そのものが「大大大好き」だ。それこそ「愛している」と言っても過言ではない。中小企業では、社長が、商品や商売が好きで、自分の作り上げた会社を愛し、現場で自ら労をいとわずに率先して仕事を進める姿や熱意が、従業員を引っ張っていく。自分の大切な会社だから、自分で掃除をする。こんな社長のいる企業は強い。つまり、社長に「好き」がなければ、企業全体に勢いが生まれてこないのだ。 しかし、2代目経営者は、創業者ほど商品や商売そのものに愛着がある訳ではない。つまり、「好き」という思いは、2代目以降、次第に弱くなっていくのが普通であり、実際に頼りない2代目が多い。それでは、企業を継続し、従業員を守るために、2代目に「好き」をどのように引き継いでいくのか? 先日、最近テレビなどでも取り上げられている関西の中小企業の会長と話す機会があり、直接、この疑問をぶつけてみた。会長は、すこし前に息子さんに事業を引き継いだところであり、次のような話をしてくださった。 *商品や商売が好きだから、子供が事業を引き継ぐということではない。家業を守っていく義務感で事業を引き継ぐのだ。その義務感は、近江商人の家訓とまではいかないが、家庭での日頃の父親の姿や言葉から自然に生まれてくる。父親が帰ってくるのが遅いのは、酒を飲みにいっているからか、仕事なのか。子供は親のことをよく見ているものだ。 *義務感から家業に入っても、やはり商品や商売が好きになるように、まずは生産から入ってモノづくりの喜びを知り、その後営業に回して、お客様とお付き合いすることの楽しさを学ばせた。また3年間言葉の通じない海外留学をさせることで、みなさんに支えられて生きていることを感じてもらった。 実際に、息子さんは商品・商売を愛し、新しいことにチャレンジしているとのこと。 Noblesse Oblige (ノブレス・オブリージュ)。経営者には、会社だけではなく、家庭でも、「高貴な義務」が要求されるということだ。  

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遺言・相続用語、遺言ひな型~大阪・神戸の遺言・相続はイズミ行政書士事務所

  1.用語 被相続人 亡くなった人で財産を相続される人 相続人 財産を相続する人 遺贈 遺言によって、財産を贈与すること。 財産を与える側(被相続人)を遺贈者、財産をもらう側(相続人)を受遺者 死因贈与 遺贈とあまり変わりませんが、両者間の合意が必要な点で異なる。 遺留分 被相続人に最低限保障されている遺産の一部のこと。 ・遺留分は被相続人の兄弟姉妹には遺留分はありません ・遺留分は相続開始前であっても家庭裁判所の許可を得て放棄する事ができます。 遺留分減殺請求 遺言書などで遺留分を侵害した相続が行われようとしたり、実際に行われた時に自分の遺留分を取り戻す事ができます。 これを遺留分減殺請求といいます。 ちなみにこの遺留分減殺請求には時効があります。 ・相続が開始し、遺留分を侵害する遺贈があったことを知ってから1年間 ・相続が開始してから10年間 寄与分 相続人の中で、被相続人の事業を手伝ったり、病気で倒れた時に長年看病したり、経済的援助をしたりして、被相続人の財産形成貢献した場合にその貢献度合いに応じて法定相続分とは別にもらうことにできる財産のこと。 非嫡出子 愛人や内縁の妻との間に出来た子供 認知することで相続人になれるが、その相続分は嫡出子の半分 検認 遺言者の死後、直筆証書遺言と、秘密証書遺言は家庭裁判所に提出します。 家庭裁判所は以下のような確認をします。 1.遺言書の形状、日付、署名、押印を確認 2.遺言書の偽造、改ざんを防ぐため現在の状態を保存する 直筆証書遺言と、秘密証書遺言は家庭裁判所の検認を受けなければ執行する事ができません。 ちなみに公正証書遺言であれば検認は不要なため、すぐに執行する事ができます。 2.遺言文例 (1)妻に全財産を譲りたいが子供がいる場合 遺 言 書 遺言者・大阪太郎は、この遺言書により次の通り遺言する。 一 妻・大阪花子(昭和○年○月○日生)に遺言者の所有する全ての財産を全て相続させる。 二 長男・大阪一男(昭和○年○月○日生)と次男・大阪次男(昭和○年○月○日生れ)には 相続を放棄してほしい。 … 続きを読む

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事業承継の基本知識

9月11日(日)に西宮商工会館で、「事業承継超入門セミナー」を開催します。事業承継は様々な側面がありますので、行政書士・中小企業診断士の私と、税理士の中野弘一氏、宅建主任者の松居範幸氏の3名で行います。民法(相続・遺言)、会社法(株式)、相続税、不動産、事業承継計画について、基本的な知識を提供し、ご自身を振り返っていただく内容にする予定です。 事業承継は、親子、肉親同士の理屈では割り切れない人間的な部分が難しさの大きな要因となっているのですが、それはそうとして、まずは基本的なルールを知っておく必要があります。基本を知らずに、応用問題は解けません! 事業承継は中小企業経営者としては避けて通れない道です。ぜひこの機会に、基本的な知識を身につけて頂きたいと思います! 3人の専門家によるセミナーで、この値段は絶対お得ですよ!

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